研究の掃溜ノオト
since 2011/2/13 知能ロボ研究の合間に思ったこととか書いてます。
Arduinoによるデバイス開発
今日、すごく久しぶりにマイコンを使う機会がありました。
しかも最近巷で流行っているArduino !
PICやH8、あとAVRをちょっと使ったことはあったのですが
Arduinoは手を出せていませんでした。まぁ載っているのはAVRですが。
実際に触ってみたらもう感動ですね。
使い方は
①箱から取り出してUSBでパソコンに繋ぐ。
②Arduinoのソフトをサイトから手に入れる(フリー)。
③プログラムする。
④コンパイル(Verify)して書きこむ(Upload)。
終わりですww
たったこれだけでマイコンプログラミングが出来るなんてwww
何がそんなに嬉しいのか?とお思いになるかもしれませんが、従来のマイコンなら
①まず書き込み回路を作る
②↑安定してうごかない
③↑配線が間違ってたから直す
④↑そもそも参考にしてたサイトの回路が動かないから別のサイトを当たる
それでやっと書き込み回路が完成したら
⑤A/Dの設定方法がわからない
⑥PWMの設定方法がわからない
⑦割り込みって何?
という始末www
こんなことは一切考えずにArduinoの開発は出来ちゃうんです!
マイコンの敷居もここまで低くなったか!って感じですね=w=
さて話を本題に戻しまして、Arduinoによるデバイスの開発についてですが
まずはロボットの作り方からお話しします。デバイスの作り方はおそらく←が分かれば何のことはないと思いますので。
ロボットを作るときに一番基本になるのは
①入力
②演算
③出力
この三つです。
入力とは外界の状態を”センサ”によって電気信号に変えてやったものですね。具体的に何を測ることができるのかは下に列挙しました。
演算はまさにArduinoが担当する部分ですね。入力は基本的に連続な電圧の変化(A/D)もしくは電源電圧かGNDか(1/0)になっていますがArduinoはどちらも読むことができます。その数値を元に演算(これは普通のC言語と同じようにできます)を行って出力の信号を出します。出力には1/0やPWMと呼ばれるものもあります。
出力は電気信号を元に外界に変化を与える物で具体的なものは以下に列挙しました。
□入力
光の強弱
・CdSセル
・フォトトランジスタ
音センサ(コンデンサマイク)
温度センサ
圧力センサ
測距センサ
加速度センサ
各加速度センサ(ジャイロ)
方位センサ
動体センサ
□出力
モーター
サーボモーター
ソレノイド
スピーカー
LED
これらのものを①②③と組み合わせてロボットを作ります。飽くまで基本ですが
例えば外の明るさによってLEDの明るさを変えるとか
人が来たことを検知してLEDをつけるとか
加速度センサ・各加速度センサとサーボモータを用いて自己位置を推定しながら動くロボットとか!
いろんなモノが作れます!
また、Arduinoであればセンサーの情報をパソコンに送ったり
パソコンからArduinoに命令を出してアクチュエータを動かすなどといったこともできるので
デバイス開発にも役に立つはずです!(通信にはシリアル通信を使うのかな?)
Musmeの開発もArduino の導入で一歩前進しそうです!
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